[タンクガイド] VK 168.01 (P) & 168.01 Mauerbrecher

巨大な鉄の塊から砲が生えた、そんな外観を持つ VIII VK 168.01 Mauerbrecher は、見た目の通り強固な装甲が特徴の車輌です。詳しく性能を確認していきましょう！

特徴

装甲
優秀な実装甲厚を持っていますが、総合的な防御性能はやや低めです。車体装甲は、正面上部が180mm装甲で傾斜も加味すると実装甲厚280mm以上、側面装甲は130mm装甲が垂直に取り付けられています。約20度で防御姿勢を行うことで、正面側面共に290mmを超える実装甲厚を発揮できます。
これだけ見ると非常に頑丈であるように思えますが、いくつかの明確な弱点が存在することに気をつけて下さい。まず下位Tierにも貫通されうる弱点として、砲塔上部の大きな車長用キューポラと、車体上面の機銃ポートが弱点として挙げられます。特に車長用キューポラはサイズも大きく、距離が近いと簡単に狙われてしまいます。車体下部装甲は防御姿勢を行うと180mmを超えるため下位Tierには貫通されにくいものの、同格以上には容易く貫通されてしまいます。
一番注意すべきなのは砲塔正面装甲です。防盾を含む砲塔正面のほとんどの装甲は、230mm以上の貫通力を持つ砲から簡単に貫通されてしまいます。同格Tier以上の車輌に攻撃を行う際は、ほぼ確実に反撃を受けダメージを負うリスクを覚悟してください。
HP量は、超重戦車らしくTierVIII重戦車にしては多いHPを持っているため、HPを駆使することで粘り強い戦いを行えます。車体砲塔共にしっかりと傾斜をつけて実装甲厚を増やしながら、小刻みに前後運動し、なるべく多くの攻撃から耐えるように心がけましょう。

機動性
超重戦車であるため、走行性能は劣悪です。孤立してしまうとなすすべが無くなってしまうため、周囲に味方がいることを常に注意する必要があります。

攻撃性能
大きな単発ダメージを持ちながらも照準性能が比較的良好な砲を搭載しています。多くの場合、大きな単発ダメージを持つ砲はダメージ値以外の性能を犠牲にしていますが、本車輌に搭載された砲は、これらの性能以外も平均的な性能を持っています。豊富なHP量と合わせ、単発ダメージ交換を行える戦い方をすることで優勢に立つことができるでしょう。

隠蔽率と視認範囲
非常に巨大な車体であるため、劣悪な隠蔽率です。しかしながら視認範囲は非常に優秀であり、拡張パーツや搭乗員スキルで強化すれば、こちらを攻撃してきた敵を発見することも可能です。

豊富なHPと高い単発ダメージを活かせるかが重要です。前述したとおり本車輌の砲塔正面装甲は同格Tier以上に対して容易に貫通されてしまう上に、下位Tierからも貫通されうる明確な弱点も存在します。近距離での戦闘では一方的にダメージを受けることがあるため、敵と一定の距離を保つ事が重要です。
もちろん距離が離れているほど貫通されにくいですが、あまり離れすぎてしまうと、こちらの攻撃を命中させられないばかりか、敵の前進を許してしまって超重戦車としての役割を果たせません。150m～200mを保ちながら戦闘を行えるのが理想です。
射撃を行う際は、砲塔正面を晒しすぎないように注意してください。被弾してでも完全に照準を行うのか、それとも中途半端な照準状態で射撃し被弾を極力抑えるのかを的確に判断しましょう。

ここまではなるべく被弾しないようなコツを記載しましたが、本車輌の活躍の鍵は味方の盾役に徹することです。前線を押し上げるタイミングを見極めて率先して敵前に躍り出て、可能な限り多くの砲弾を弾き、味方の被弾を最小限に抑えましょう。

搭乗員スキル

車長
砲手
操縦手
無線手
装填手
装填手

少し特殊なセットアップになります。まず、機動性の悪さによって履帯を連続で攻撃され、身動きが取れなくなってしまう事態をへらすために「修理」スキルを修得して修理速度を向上させましょう。次のスキルは、砲手は照準性能強化の「速射」を、操縦手は機動性を向上させる「クラッチの名手」を、無選手は視界範囲を拡張する「状況判断能力」を修得しましょう。2人搭乗している装填手には、弾薬庫損傷のリスクを減らす「弾薬庫保護」と、HPが減った時にDPMを向上させる「アドレナリンラッシュ」をそれぞれ修得させることをおすすめします。本車輌は多くのHPを持っているため、他の車輌が「アドレナリンラッシュ」を修得した場合より早く効果を発動させることができます。