II
Type 97 Te-Ke
は、旧式化した九四式軽装甲車 (Type 94 light tank) の後継車輌として東京瓦斯 (ガス) 電気工業により開発され、1937 年から 1942 年にかけて生産されました。偵察、通信、哨戒、歩兵支援用としての活躍に加え、装甲トラクターとしても運用された汎用性の高い車輌でした。どのような性能をしているのか？詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
非常に脆い装甲であり、たとえ貫通力の低い機関砲であったとしても容易く貫通されてしまいます。跳弾できる可能性は非常に低いため、基本的に被弾＝被ダメージを意識して極力被弾しないよう行動しましょう。
また搭乗員が2名しかいないため、搭乗員全員が負傷し大破扱いになってしまう可能性があることにも注意しましょう。
機動性
最高速度は平均的ですが、加速性と旋回性が少し鈍いため平均よりやや低い走行性能と言えます。また車体重量が非常に軽いため、柵や塀などの小さなオブジェクトを破壊しただけで減速することに注意しましょう。
攻撃性能
優秀な貫通力と単発ダメージ、良好な射撃精度と照準性能を備えています。さらに砲俯仰角が非常に優れているため、どんな地形であっても活躍できる柔軟性があります。反面、装填速度が遅いためDPMがやや低く、正面同士の撃ち合いでは不利になりがちです。
隠蔽率と視認範囲
高い隠蔽率を持っていますが、やや短い視認範囲がネックになっています。敵から一方的に発見されることがないように気をつけて運用しましょう。
駆逐戦車と前衛車輌の間のような車輌特性を持っています。基本的には支援運用に務めましょう。前線に近い位置での支援や、最前線からは少し離れた位置からの狙撃を行うこともできます。また攻撃を行う際は、砲俯仰角が非常に広い利点を活かして、砲塔だけを露出させて被弾面積を減らすハルダウンを極力行うように心がけ、被弾するリスクを減らしましょう。
車体重量が軽すぎるため、敵からの体当たりで大ダメージを受けてしまったり、木や塀などの破壊できるオブジェクトにぶつかると大幅に速度が落ちることがあります。操作には十分気をつけましょう。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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