イギリスのヴィッカース・アームストロング社によって 1936 年に開発された
II
Tetrarch
は、これまでの戦車とは一線を画した火力と機動性を持つ車輌としてイギリス軍に正式採用されました。そして1942 年、レンドリース法に基きソ連へ供与された 20 輌のうちの1輌が本車輌です。どんな性能を持っているのか？詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
車体砲塔共に、前面は16mm、側面は14mm、背面は10mm装甲が使用されています。車体前面の上部は傾斜がつけられた状態で配置されているため、角度次第では跳弾することもできます。しかし、それ以外の部位に直撃した場合は機関砲からも簡単に貫通されてしまうほど貧弱な装甲です。防御性能には期待せず、弾けたら幸運と思っておきましょう。
またHPが非常に少ないため、1対1の戦闘では押し負けやすい点に注意が必要です。
機動性
優れた最高速度と旋回能力を持っており、戦場を縦横無尽に駆け回る事ができます。非常に軽量な車体重量でありながら高出力なエンジンを搭載しているため、出力重量比が非常に高く、加速力が素晴らしいことが特徴です。履帯性能も良好で地面追従性も高いため、意図したとおりに動いてくれる操作性も持ち合わせています。
攻撃性能
単発ダメージと貫通力が高い上に優秀な射撃精度を持っています。ボトムTierとしてマッチングし重装甲の車輌を相手にする場合でも対応しやすく、砲俯仰角も優れているため様々な地形で活躍しやすい特徴を持っています。しかしDPMと照準性能が低いため、1対1の撃ち合いでは押し負けやすい弱点を覚えておきましょう。
隠蔽率と視認範囲
隠蔽率は優秀ですが、視認範囲が短いため索敵能力は低いです。
高い走行性能と貫通力を活かして、様々な場所から支援を行うような運用が適しています。最前線での運用は装甲とHPが低い上に、DPMが低く装填棒搭載できない点がネックとなり撃ち負けてしまいます。視認範囲が短いため索敵車輌としての能力も低いことに注意しましょう。
同じ場所にとどまらず、支援が必要と思われる場所へすぐに駆けつけられるようにしておくことが活躍の鍵となります。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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