VIII
T77
は、1950年代中頃に進められたアメリカの車輌開発計画によって生み出された戦車です。量産されたM48シリーズがベースとしてT54シリーズの設計の一部を採用することが検討され、複数の砲塔が実際に製造されました。
装甲
自動装填装置を搭載した車輌のほとんどは、装甲が貧弱なものばかりです。本車輌も決して優秀とは言えませんが、他の自動装填装置車輌と比べると優秀な装甲を持っています。
まず車体装甲について説明しましょう。車体正面は、上部が230mm程度、下部が180mm程度の実装甲厚を持っています。弱点である車体下部を隠して戦えれば、同じTier VIII車輌が相手ならある程度の跳弾を期待できますが、同格以上には簡単に貫通されてしまうため注意しましょう。
砲塔に関しては、揺動砲塔のため複雑な形状をしています。砲身より下側の垂直になっている部分の大半は150mm程度の実装甲厚しかないため、下位Tierにも貫通されてしまいます。しかし、砲身より上側の傾斜がついている箇所は、230mmを超える実装甲厚を誇ります。
以上の様に癖のある装甲配置になっており、中距離以遠からの被弾によく耐える構造です。ただし、Tier VIII重戦車としてはややHPが低めな点に注意しましょう。
機動性
重戦車としては良好な速度と加速力であり、敵の隙を突く飛び出し撃ちが有効です。ただし、後退速度が遅いため、攻撃後の退避方法をあらかじめ考えながら行動しましょう。
攻撃性能
4秒で1,080ダメージを叩き出す非常に高い瞬間火力の自動装填装置を搭載しています。砲弾1発あたりの単発ダメージは360で、弾倉内に3発の砲弾を装填できます。さらに、弾倉内装填速度が2秒と非常に早い速度で連射できます。通常弾・プレミアム弾ともに貫通力が高く、砲俯仰角も-8/+15度とアメリカ車輌らしい高い地形適応能力です。
弱点は弾倉間の装填が非常に長いことです。これはどの自動装填装置にも当てはまる短所ですが、本車輌は飛び抜けて遅いため、より一層注意する必要があります。
隠蔽率と視認範囲
重戦車であるため隠蔽率は低いものの、視認範囲は平均的です。
＜ 扱い方のポイント ＞
前線付近での立ち回りをオススメしますが、基本的には支援寄りの運用方法を心がけましょう。また、戦況に合わせて柔軟に立ち回る判断も必要です。例えば、最前線で立ち回る味方が優勢な場合は、自信も最前線で前線の押し上げに強力しましょう。やや劣勢である場合は、最前線から少し引いた第2線で敵を待ち構え、支援攻撃を行いましょう。
攻撃後は無防備な長い装填時間が待っていることを常に意識する必要があります。攻撃後の退避方法やルートを考えた後に攻撃に移りましょう。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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