[タンクガイド] T-45 - World of Tanks

T-60 戦車の装甲と武装を強化した発展型である II T-45 は、1938 年式の 45 mm 砲および同軸機銃として DT 機銃を搭載し、装甲も35mmまで引き上げられました。結果的には T-70 と比較して時代遅れであると判断され、量産には至らなかったものの、既に生産された車輌は実戦へ参加しました。World of Tanks内での本車輌の性能は？詳しく見ていきましょう。

特徴

装甲
35mmまで強化された装甲は車体正面下部と操縦手窓などの垂直部分と、砲塔に使用されています。車体正面上部の傾斜部分は25mm装甲が使用されており、実装甲厚は約60mmもの強力な防御性能を持っています。砲塔正面の大部分を覆う防盾装甲は50mm厚の装甲が使用され、砲塔も高い耐弾性能を発揮します。これらの装甲は防御姿勢を行うことでさらに増厚させることができ、多くのTierII車輌の攻撃を弾き返すことが可能です。
注意すべき点は、HPが低いことと側面装甲の薄さです。側面装甲は直撃すれば簡単に貫通されてしまうため、回り込まれないように注意しましょう。

機動性
良好な最高速度を持っていますが、装甲強化に伴う重量増大により出力重量比はやや低めです。結果的に、静止状態からの動き出しではやや鈍重な感覚があり機敏に動けません。

攻撃性能
単発ダメージと貫通力が優秀ではありますが、貫通力とDPMが不足しています。照準性能も悪く、正確に命中させることは難しいでしょう。しかしながら、射撃精度は良好なため照準をしっかりと行えば弱点に命中させやすいメリットもあります。

隠蔽率と視認範囲
良好な隠蔽率を持っていますが、視認範囲は短めです。孤立した状態でオープンエリアで発見されると、一方的に攻撃されかねません。孤立しないように立ち回りましょう。

高い防御性能と防御性能以上の走行性能を持ち合わせているため、なるべく前線に近い位置で活躍しやすい特性を持っています。しかしながら、DPMと照準性能、HPの低さから、最前線よりやや引いた位置での支援運用がおすすめです。敵の武装が機関砲なら正面装甲を見せ続けながら攻撃的に立ち回ることも可能です。状況をよく見て最適な立ち回りを行いましょう。

ストロングポイント:

強固な砲塔正面装甲
傾斜配置が優れ跳弾しやすい車体装甲
良好な単発ダメージ
高い貫通力
良好な射撃精度
優れた隠蔽率

ウィークポイント:

加速がやや鈍い
DPMが低い
照準性能が低い
視認範囲が狭い

搭乗員スキル

車長（砲手・無線手・装填手兼任）
操縦手

本車輌は搭乗員が二人しかいない点に注意しましょう。最前線に近い位置での戦闘が多くなるため、まず「修理」スキルを修得させてモジュールの修理速度を向上させましょう。次に、操縦手に「スムーズな運転」を修得させ、弱点である照準性能の低さを改善しましょう。