それまで運用されていたT-26の装甲を強化し、1941 年夏に工場番号 174 で T-126 とともに開発されましたのが
III
T-127
です。どのような性能をしているのか、詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
装甲強化を目的として設計されているだけあり、高い防御性能を持っています。車体正面上部と砲塔正面は40mm装甲が、それ以外の主要装甲は全て30mm装甲が使用されています。加えて、被弾しやすい正面・側面前方の装甲は優れた傾斜で配置されています。実装甲厚はそれぞれ、車体正面上部が約65mm以上、防盾は60mm以上あり、豚めし（サイドスクレーピング）などの防御姿勢を行うことでさらに実装甲厚を増やすことができます。ただし、車体下部や側面装甲などの30mm部分に直撃すれば貫通されやすい点に気をつけましょう。
機動性
旋回速度と最高速度はやや遅くお世辞にも機敏に動けるとは言えません。しかしながら加速性はそこまで悪くなく、上述した優れた装甲を持ちながらもこの機動性を持っているという点を加味すれば、十分優秀であるとすら言えるでしょう。戦況の変化に早目に対応し、取り残されないよう気をつけて運用しましょう。
攻撃性能
DPMと照準性能に優れ、広い砲俯角も持った扱いやすい砲を備えています。貫通力が低いため、防御姿勢を行っている敵車輌や、格上Tierを貫通できない状況が多く発生します。そんな場合はプレミアム砲弾を使用するか、無理をせず後退しましょう。
隠蔽率と視認範囲
隠蔽率は良好と平均的な視認範囲を持っています。遮蔽物の少ないオープンマップでは、隠蔽率を活かした運用ができるように意識すると良いでしょう。
優秀な装甲を活かした強気な立ち回りを行えますが、格上Tierや駆逐戦車など高い貫通力を持った敵からは簡単に貫通されてしまうため、無理に前線を張らず状況を見極めて前進するようにしましょう。最高Tierとしてマッチングした場合は最前線でも運用できますが、最低Tierの場合は前線より手前の支援車輌として立ち回るすると活躍できます。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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