[タンクガイド] T-116

1937年、ボキス装甲車輌局の司令官が新たな偵察戦車の開発を開始しました。1937年秋の戦術的・技術的要件では、水陸両用であることは求められず、BTタイプの装輪・装軌両用方式であることが求められました。第185工場の製造局で開発が開始された本車は、空冷エンジンと装輪・装軌両用戦車であるPT-1およびT-29のトランスミッション・ユニットを使用することが計画されたのが本車輌です。どのような性能をしているのか？詳しく見ていきましょう。

特徴

装甲
車体形状だけ見ると、車体正面に傾斜装甲が多様されており良い耐弾性を持っているように思えますが、最も厚い装甲部分でも15mmです。たとえ下位Tierからの攻撃であっても貫通されやすい耐弾性能しかありません。HP量はやや多めではありますが、可能な限り被弾しないように気をつけましょう。

機動性
優秀なエンジン出力と軽い車体重量のため、30を超える高い出力重量比を持ちます。最高速度と旋回速度も優秀であり、総合的に非常に優秀な機動性と言えます。

攻撃性能
優秀なDPMと照準性能を持っていますが、単発ダメージと貫通力は平均より若干低めの性能値となっています。また俯角が-5度しかないため、攻撃前に地形をよく確認しないと俯角が足りずに必要以上に前進しないと攻撃できません。様々な用途に柔軟に対応できる主砲です。

隠蔽率と視認範囲
視認範囲は平均的ですが、優秀な隠蔽率を持っています。敵から補足されにくい性能を活かした遊撃や、中盤から終盤にかけての待ち伏せなどに高い性能を発揮します。

遊撃が得意な特徴を持っています。単に敵を攻撃するだけでなく、戦況を把握して味方の支援に駆けつけたり、索敵が必要な場所へ急行するなどの柔軟な立ち回りを行うことで活躍できます。ただし、いつまでも支援・索敵運用に固執することなく、ゲーム中盤・終盤で最高速度を活かし戦線突破の切り札となることも重要です。また、攻撃を行う際はなるべく昼飯の角度で防御姿勢を行うように心がけましょう。

ストロングポイント:

HP量がやや多い
非常に高い機動性
優秀なDPM
隠蔽率が非常に高い

ウィークポイント:

装甲が非常に薄い
貫通力がやや低い

搭乗員スキル

車長（砲手・無線手兼任）
操縦手
装填手

遊撃を効率よく行うために、「カモフラージュ」スキルを修得して隠蔽率を向上させましょう。2つ目には、走行性能向上の「オフロード走行」と、モジュールの修理速度を早める「修理」を修得させましょう。