カナダ製の巡航戦車「ラム」(Ram) の主生産型であり、57 mm QF 6 ポンド砲を搭載した車輌が
V
Ram II
です。M3 リー (Lee) 中戦車をベースとして 1941 年に開発され、1943 年までに合計 1,899 両が生産されました。訓練用や、様々な自走砲や特殊用途車輌のベースとしても頻繁に利用されました。どのような性能をしているのか？詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
砲塔の正面・側面および、車体正面の傾斜部分と操縦手キューポラは76.2mm厚の装甲が、それ以外の主要部分は63mm厚の装甲が使用されています。下位Tier車輌や小口径の攻撃に対しては優秀な耐弾性を発揮し、中戦車としては十分な装甲と言えます。しかしながら、どの部分も直撃すればたやすく貫通されてしまうため注意しましょう。さらに重戦車並の非常に多いHP量を持っているため、他のTierV中戦車より多くの被弾に耐えることができます。
機動性
優秀な出力重量比と旋回速度を持っているため、小回りがきく機敏な機動性を持っています。しかしながら中戦車としては最高速度がやや遅く、軽快に動き回ることはできません。
攻撃性能
単発ダメージが低いものの、装填速度が速く高いDPMを誇ります。射撃精度と照準性能がやや悪く、貫通力もやや見劣りしてしまうため、重装甲な敵と面と向かって撃ち合うのは不向きです。
隠蔽率と視認範囲
車体はやや大きめですが、車体の大きさの割には良好な隠蔽率です。しかしながら視認範囲は短い欠点を持っています。
前線からやや引いた位置での支援運用を行うことで活躍できます。連射型の砲であるため、姿を晒した敵に絶え間なく攻撃し続けられる状況を作り出すために、まず敵の履帯を狙って足を止めましょう。可能なら履帯を攻撃し続け、敵を足止めすることで味方チームに有利な状況を作り出すことができます。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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