III 号戦車 J 型 (Pz.Kpfw.III Ausf. J) の後期型車体をベースとし、IV 号戦車 F2 型 (Pz.Kpfw.IV Ausf. F2) の砲塔に 75 mm 砲を組み合わせて開発されたのが
V
Pz.Kpfw. III Ausf. K
です。最初の設計案は 1941 年 12 月末までに完成し、生産が開始されました。合計 50 輌が完成し、指揮車輌として運用されました。どのような性能なのか、詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
正面装甲は車体・砲塔共に50mm厚の装甲が、側面装甲は車体・砲塔共に30mm厚の装甲が使用されています。ほとんどが垂直に配置されているため、下位Tierにも簡単に貫通されてしまうほどの防御性能しかありません。しかしながら、重戦車と同等レベルの非常に多いHPを持っているため、より多くの被弾に耐えられる特徴を持っています。
機動性
旋回性能は平均的ではあるものの、最高速度と出力重量比がやや低い性能値です。中戦車としてはやや低い機動性のため、機敏に動き回ることが難しい点に注意しましょう。
攻撃性能
優秀なDPMと幅広い砲俯仰角を併せ持っており、戦況に合わせた柔軟な対処が行いやすい特徴を持っています。弱点は照準性能と貫通力が低いため、装甲が厚い車輌との近距離戦闘が苦手なことですが、それ以外は全体的にバランスの良い主砲を備えます。
隠蔽率と視認範囲
視認範囲は平均的ですが、隠蔽率は優秀です。中盤、終盤での待ち伏せなどを行う際に有利な特徴を持っています。
豊富なHP量を活かした前線での運用から、優秀な隠蔽率を活かせる中距離からの支援まで、様々なシーンで活躍できる万能車輌です。照準性能が低い点に注意して立ち回ることで、どんな戦況でも対応できる高いポテンシャルを秘めています。また状況によっては、プレミアム砲弾を使用して貫通力と照準性能の低さを補いましょう。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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