本車輌
III
Pz.Kpfw. II Ausf. J
は II 号戦車 (Pz.Kpfw. II) の発展型であり、1939 年 10 月に試作生産型が発注され、1940 年 7 月に最初の試作車輌が製造されました。II 号戦車 (Pz.Kpfw. II) より大幅に装甲が強化されたことが特徴です。軽戦車カテゴリーでありながら防御性能が秀でた本車輌は、どのような性能なのか？詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
強靭な装甲を備えています。軽戦車とは思えないほどの装甲であるだけでなく、Tier不相応なほど分厚い装甲です。車体正面装甲の厚さは上部下部ともに80mmもの装甲厚を誇ります。砲塔正面の装甲自体は50mm厚ではありますが、砲塔正面に非常に幅広くカバーされる80mm防盾によって、合計130mmの装甲厚を持ちます。同Tier帯において、一部の高貫通な砲を持った車輌以外はプレミアム弾を使用しても貫通できないほどの頑丈な装甲厚です。
豚めし（サイドスクレーピング）による防御姿勢が有効なのはもちろん、昼飯でも十分な防御効果を発揮します。背面ですら50mmの装甲厚を持っているので、もし背後に回り込まれても諦めずに角度をつけ可能な限り防御姿勢を行いましょう。
機動性
厚い装甲と引き換えに走行性能が犠牲になっており、とても軽戦車カテゴリー相応の走行性能を発揮することはできません。スペック上は良好な最高速度数値ですが、平地ではこの速度に達することはできません。加速性能も鈍重です。
攻撃性能
弾倉装填速度が非常に早い機関砲を搭載しており、非常に高いDPMを誇ります。しかしながら、貫通力は圧倒的に低い点に注意して下さい。射撃精度も悪く射撃後の照準拡散も大きいため、相手の弱点を狙うことも難しいでしょう。相手が軽装甲車輌でなければほぼ貫通できず、可能な限り戦う相手を選ぶ必要があります。
隠蔽率と視認範囲
視認範囲と隠蔽率共に優秀であり、敵に発砲させて無理やり発見させるような索敵方法も可能です。
敵車輌にダメージを与えることは難しくものの、非常に優秀な防御性能を持つ車輌です。こちらの攻撃を貫通させる事を意識するより、強靭な装甲を活かしてわざと敵の注目を集め、味方の代わりに攻撃を受ける立ち回りを行うことで活躍できます。カテゴリーは軽戦車であるものの、重戦車のような動きを意識して前線を押し上げましょう。
ただし、高い貫通力を持つ車輌を相手にすると、走行性能が悪いため逃げることができなくなります。マッチングや、味方の援護を受けられる状況を見極めてから前進するように心がけましょう。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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