Škoda 社による実験用軽戦車として 1941 年から 1943年に開発されたのが
III
Pz.Kpfw. T 15
です。計５両の試験車輌が生産されました。どのような性能なのか？詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
砲塔全周と車体正面は30mm装甲が、車体側面は20mmがそれぞれ採用されています。装甲厚自体は十分ではありますが、ほとんどの装甲が垂直に配置されているため、耐弾性自体は良くありません。砲塔正面の大きな防盾部分は、30mmの防盾装甲が使用されているのみに留まり、防盾も簡単に貫通されてしまいます。HP量が多い利点はあるものの、被弾＝被ダメージとなってしまうため、可能な限り被弾を避けるようにしましょう。
機動性
優秀な最高速度と出力重量比であり、非常に速い旋回速度も持ち合わせています。高い機動性を活かした様々な運用が可能です。
攻撃性能
照準性能と砲俯仰角が優秀であり、扱いやすい砲性能です。ただし貫通力やDPM、単発ダメージが低いため、敵に押し負けてしまいがちです。
隠蔽率と視認範囲
視認範囲と隠蔽率共に非常に高い性能を持っています。敵に索敵されにくい特性を活かした遊撃から索敵まで、様々な運用が期待できます。
優秀な機動性と隠蔽率、視認範囲を持っており、高い索敵能力を発揮します。敵戦線の穴をついた回り込みなどの運用も活躍できます。敵と正面同士で撃ち合うような運用は向きません。敵を攻撃する際は、即背面の弱点を狙ったり、適宜プレミアム弾を使用するように心がけましょう。
|
ストロングポイント:
|
ウィークポイント:
|
