オットー・スコルツェニー指揮下の第 150 装甲旅団がアルデンヌ攻勢の陽動作戦用として、アメリカ製ウルヴァリン戦車駆逐車 (M10 Wolverine) に似せてパンター (Panther) 戦車を偽装しました。
VII
Panther/M10
この偽装車輌がモデルとなっています。元となったパンター戦車とはどのように違いがあるのか？性能を詳しく見ていきましょう。
本車輌はマッチング優遇付き車輌であり、Tier IXとマッチングすることはありません。ただし小隊を組んでプレイする際、他の小隊メンバーがマッチング優遇車輌を選択しない場合は、本来マッチングされないTierともマッチングすることがあります。
特徴
装甲
車輌前面のほぼ全ての部分が偽装のための板で覆われており、この板が厚さ5mmの追加装甲として作用します。この追加装甲板はHE弾やHEAT弾に対する十分な防御効果を発揮するだけでなく、パンター特有の優秀な防御性能の向上にも貢献しています。
車体正面装甲は135mm以上の実装甲厚を持ち、下位Tier の車輌や軽戦車に対して有効です。また、車体側面装甲の装甲厚が50mmあるため、同格以上の敵車輌に対しての豚めし（サイドスクレーピング）による防御姿勢も有効です。さらに砲塔正面装甲の大部分が実装甲厚160mmを超えており、ハルダウン時にも高い耐弾性を発揮しています。HP量も重戦車に迫るほどで、中戦車としては非常に優秀な防御性能です。
弱点は実装甲厚90mmの車体下部と、実装甲厚115mmの防盾中心付近です。車体下部を攻撃されない場所に位置取ったり、防盾中心部を撃たれないように小刻みに動くなどして対処しましょう。
機動性
もともと重戦車と同等の車体重量であるパンターに追加装甲板を装着しているため、出力重量比が低く機敏には動けません。しかしながら最高速度は良好であり、陣地転換などの長距離移動時は中戦車相応の速度で移動することができます。最高速度に達するまでに長い加速時間が必要なことに注意しましょう。
攻撃性能
優秀な射撃精度と昇順性能、高いDPMを持ち合わせた連射型の砲を搭載しており、非常に高い攻撃性能を持っています。砲俯仰角も優秀で、あらゆる地形で活躍できる潜在能力を秘めています。単発ダメージと貫通力が低いデメリットもありますが、射撃精度が高いため弱点を的確に撃ち抜くことができれば十分にカバーできるでしょう。
隠蔽率と視認範囲
中戦車としては隠蔽率が低く、追加装甲によって視界が制限されてしまっているためにパンターよりも視認範囲が悪くなってしまっています。オープンエリアで孤立してしまうと一方的に攻撃される危険があるため、戦況には常に気を配りましょう。
高い防御性能と攻撃性能を持ち合わせており、攻撃的な支援運用が向いていますが、最前線でのアグレッシブな立ち回りだけでなく、防衛的な遅滞戦闘もこなせる優秀な車輌性能です。機動性が低く、隠蔽率と視認範囲も悪いため、味方との連携を意識しながら立ち回ることが活躍の鍵となります。
貫通力が低い点は、マッチング優遇によってある程度カバーされます。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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