[タンクガイド] M4A1 M4A1 Revalorisé

1950年代にアメリカとフランスの間で締結された相互防衛援助計画の一環として、様々なタイプのM4シャーマンがフランスへ供与されました。フランスの兵器設計局は、火力の強化を目標近代化改修を開始し、 VIII M4A1 Revalorisé が誕生しました。火力の高さが魅力の本車輌について、運用方法を詳しく見ていきましょう！

特徴

装甲
もしあなたが、アメリカ通常技術ツリーTier VのM4シャーマン戦車を使用したことがあるなら、防御性能が不十分であることを既に知っているはずです。TierVのM4シャーマンとほぼ同じ装甲のまま、TierVIII車輌となっています。つまり、本車輌の装甲は軽戦車並みに頼りになりません。被弾＝被ダメージであることを常に気をつけながら運用して下さい。ただ、HPは非常に多く、他の中戦車よりは耐えられるようになっています。

機動性
こちらもあまり褒められる性能ではありません。加速性は平均的なものの、中戦車としては最高速度が遅いため、他の車輌より長距離移動に時間を費やします。後退速度も一般的な中戦車よりは遅く、飛び出し撃ちをした際に被弾してしまうリスクがあります。戦況を先読みし、早めの行動を心がけて下さい。

攻撃性能
本車輌の真価は砲性能にあります。高い単発ダメージと、優秀な照準性能や射撃精度を両立しています。さらに、移動時の照準拡散を減少させる拡張パーツ「砲垂直安定装置」を搭載できることで、さらに照準性能の向上が見込めます。そして標準弾がAPCR弾であり、弾速が圧倒的に速いことから、遠距離での狙撃で命中させやすい大きなアドバンテージがあります。
アメリカ車輌らしく砲俯角も広いため、様々な地形で活躍しやすい優秀な攻撃性能を持ちます。

隠蔽率と視認範囲
視認範囲は広めですが、隠蔽率は中戦車として非常に低い点に注意しましょう。

砲性能は優秀ですが、全く頼りにならない装甲と不足している機動性のせいで、フレキシブルに立ち回ることは難しいでしょう。最も活躍できるのは、単発ダメージの大きさを活かした「近距離での前線支援」か、もしくは弾速の速さを活かせる「中距離での狙撃支援」となります。どちらの運用も豊富なマップ知識が求められます。孤立しないよう判断を早めに行ったり、立ち位置には十分に気をつける必要があります。慎重に扱うことが活躍の鍵となります。

搭乗員スキル

車長
砲手
操縦手
装填手

装甲に全く期待できない本車輌は、被弾するリスクを最小限に減らす必要があります。そのためには「カモフラージュ」スキルで隠蔽率を強化しましょう。次に、砲手には照準性能を向上させる「速射」を修得させ、操縦手は機動性を向上させる「オフロード走行」を修得させます。最後に装填手には、弾薬庫が損傷するリスクを減らす「弾薬庫保護」を修得させましょう。