[タンクガイド] M48A2 Räumpanzer

特徴

装甲
車体前方に取り付けられた巨大なドーザーブレードは空間装甲として作用します。HEAT弾やHE弾に対して有効な防御手段です。そしてAP弾やAPCR弾で攻撃された場合でも、車体正面防御力は下位Tier車輌からの攻撃をほとんどを弾き返し、同格以上の車輌でも車体角度によっては高い耐弾性を発揮します。
そして、ドーザーブレードは空間装甲としての役割と、車体形状を見えなくする副次的な効果も発揮します。敵はより貫通しやすい車体下部を狙おうとしても、どこを撃てば良いかが視覚的に分からないのです。
砲塔装甲も非常に強固で、同格以上の車輌に対しても有効ですが、過信は禁物です。砲塔上部の車長用キューポラが弱点であり、この部分は簡単に貫通されてしまします。

機動性
ドーザーブレードによって防御性能が向上し砲塔装甲も強化されている反面、機動性はとても低いです。中戦車として扱える機動性では無いことに注意しましょう。特に登坂能力が悪いため、坂道を登るのに多くの時間が必要となります。

攻撃性能
砲は非常に優秀です。砲性能の数値だけ見ると射撃精度が悪いですが、移動中の照準拡散が非常に少ない上に、短い照準時間を持ち合わせています。さらに砲俯角に優れてるため、近～中距離において照準を長く行えない飛び出し撃ちや、咄嗟の射撃で絶大な命中性能を発揮をします。ただし、前述した通り射撃精度が悪いため、中距離以遠での狙撃時の命中精度には期待するべきではありません。

隠蔽率と視認範囲
中戦車としては著しく低い隠蔽率です。ほとんど重戦車と代わりません。視認範囲は平均的な広さを持っています。

良好な装甲と照準性能を備えているものの、砲塔の弱点（車長用キューポラ）が目立つ異色の車輌と言えます。敵との距離が近すぎるとキューポラを狙われてしまい、遠すぎると砲精度が悪く命中させることができません。そのため、基本的には中距離での立ち回りで活躍する車輌と言えます。俯角の広さを活かしたハルダウンも有効です。
上位Tierとしてマッチングされた場合は強気に前線へ出ても良いですが、同Tierのみのマッチングや、格下Tierとしてマッチングされてしまった場合は、無理をせずに味方重戦車の支援を心がけるようにしましょう。

ストロングポイント: