IS戦車には、IS（ソ連重戦車）、IS-2（中国重戦車）、IS-2 Berlin（ソ連プレミアム）、IS-2M（ソ連プレミアム）など多くの派生型がありますが、この
VII
IS-2 shielded
もそのひとつです。車体と砲塔に取り付けられた網が特徴的ですが、どのような性能を持っているのでしょうか？詳しく見ていきましょう！
特徴
装甲
他の派生型にはない最大の特徴は、車体前面、側面、そして砲塔上部に取り付けられた追加装甲板です。この網状の追加装甲の装甲厚はわずか5mmしか無いものの、HE弾やHEAT弾に対する防御性能は他の派生型よりも向上しており、十分な防御効果を発揮します。
車体・砲塔自体の装甲については、IS-2Mと殆ど同じ装甲厚、配置をしています。車体装甲の防御性能が非常に優れており、他のIS戦車と比べると装甲が厚く、跳弾しやすい配置となっています。
ただし、砲塔正面や車体下部など、簡単に貫通されてしまう明確な弱点が多く存在します。可能な限り弱点を隠しながら防御姿勢を行い実装甲厚を増厚させるよう、しっかりと意識しなければ簡単に貫通されてしまうでしょう。
機動性
加速力や最高速度が優れているIS戦車シリーズの1輌として見ると最も走行性能が悪く、やや鈍い印象を受けます。しかしながら、重戦車全体としてみれば十分に優れた性能といえる性能です。
攻撃性能
他のIS派生型と同じように、単発ダメージが大きい122ミリ砲が搭載されています。装填速度がやや長めであるものの、DPMはTierVII重戦車として平均的な数値です。他のIS戦車に搭載されている122mm砲と比べると照準性能が少しだけ優れています。とはいえ、122mm口径の砲は元々の射撃精度や照準性能がそこまで優れていません。全体として見れば精度や照準性能は悪い部類に入ります。敵の弱点をしっかりと狙うようにしましょう。
隠蔽率と視認範囲
重戦車であるため隠蔽率は低く、ソ連車輌の欠点である視界範囲の短さも引き継いでいます。さらに、追加装甲板によって視界が遮られてしまっているため、他のIS戦車と比べると視界が10mだけ短い340mとなっています。開けたマップでは一方的に発見され攻撃を受け続けてしまう可能性があるので、なるべく単独行動は避けましょう。
他のIS戦車と比べると機動性に欠けてしまうものの、車体装甲が厚く跳弾しやすい事が特徴です。しかしながら超重戦車のように強靭な装甲を持っている訳でもなく、車体下部などの明確な弱点も存在します。いくら防御性能の優れているIS戦車とはいえ、しっかりと防御姿勢を行って増厚を試みましょう。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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