FCM 50 t

VIII FCM 50 t  はAMX 50tの代替車輌として1945 年12 月に開発が開始されました。戦前フランスの戦車製造産業の古典的技術と、ドイツ戦車の革新的技術とを併せ持つ戦車でした。スペックだけ見ると、Tier VIII重戦車としては心もとない装甲厚ですが、その本質やいかに？詳しく見ていきましょう。

本車輌はマッチング優遇車輌であり、Tier Xとはマッチングしません。ただし小隊を組んでプレイする際、他の小隊メンバーがマッチング優遇車輌を選択しない場合は、本来マッチングされないTierともマッチングすることがあります。

特徴

装甲
Tier VIII重戦車としては非常に低い装甲厚です。特に正面装甲と砲塔装甲は、傾斜装甲による避弾経始を加味しても、下位Tierにも貫通されてしまう程度の装甲厚しかありません。側面装甲も垂直に配置されており、いかなる場所でも砲弾が直撃すれば被ダメージは免れません。
しかしながら、豚飯（サイドスクレーピング）を行えば側面装甲で跳弾することもできます。ただし、豚飯中に見える正面装甲や砲塔に被弾すれば貫通されてしまうことを念頭において下さい。豚飯を行うことで攻撃時の露出面積を減らし、もし弾が側面装甲にそれれば跳弾できます。敵が装填中であったり、こちらを向いていなかったりなど、安全が確実で無い場合、可能な限り姿を晒すことは避けましょう。
HPはTier VIII重戦車相応の量を持っています。

機動性
エンジン出力と出力重量比、旋回速度が非常に良く、まるで中戦車のような機動を行うことができます。最高速度も優秀で、中戦車と一緒に行動することができる程に快適です。他の重戦車にはない走行性能で、容易に敵との距離を調整したり、陣地転換を行えます。

攻撃性能
重戦車としては単発火力が低いものの、優れたDPMと貫通力を誇ります。基本的には敵の隙を突く攻撃を行い、状況を見てDPMを活かした連続攻撃をお見舞いしましょう。砲俯仰角も優秀で、どんな地形であっても攻撃しやすい特徴もあります。
さらに装填速度が速いため、敵の重戦車や駆逐戦車など、装填時間が長い車輌の装填中に、2発撃ち込むことができます。

隠蔽率と視認範囲
重戦車としては比較的優秀な隠蔽率ですが、低隠蔽の域は出ません。過信はしないで下さい。視認範囲は非常に優秀です。Tier VIIIの車輌においてトップクラスの視認範囲であるため、拡張パーツや搭乗員スキルなどの強化次第では、優秀な敵発見能力を有します。

FCM 50 t

• 国家: フランス
• Tier: VIII
• タイプ: 重戦車

車種自体は重戦車であるものの、中戦車のような行動を求められる車輌です。高い機動性と照準性能を活かした支援寄りの立ち回りを心がけましょう。
中戦車と比較した時に本車輌が持っている利点は、重戦車カテゴリーならではの豊富なHPにあります。可能な限り被弾を抑えてHPを温存するのはもちろん、HPを使うことが求められる場面では、躊躇なくHPを活かせるように立ち回りに気をつけてください。

敵の気を引くときは攻撃したい気持ちを抑え、敵の砲塔が別の場所を向いたら即座に飛び出してください。攻撃と潜伏にメリハリのある運用を行いましょう。

搭乗員スキル

車長
砲手
操縦手
無線手
装填手

装甲が頼りにならず隠蔽率もありません。そのため、履帯を損傷して動けなくなる自体を可能な限り減らしましょう。まずは「修理」スキルでモジュール修理時間を短くし、2つ目には各役職のユニークスキルを修得させます。砲手には砲塔旋回中の照準性能を改善する「速射」を、操縦手には機動性と加速力を向上させる「オフロード走行」を、無選手には視認範囲を延長する「状況判断能力」を修得しましょう。装填手には、弾薬庫損傷のリスクを減らす「弾薬庫保護」を修得させるのが良いでしょう。