VIII Caliban は、1962年に英国ロイヤル・ミリタリー・カレッジ・オブ・サイエンスで提唱された計画のひとつである。見た目のエレガントさやインパクトには欠けるものの、相当の機動性、信頼に足る装甲、そして脅威的な火力のすべてを兼ね備えた優秀な車輌になるはずだった。しかし、その実現に不可欠な先進技術が、あまりにも複雑かつ高額であったため、同時期に生産または開発されていた他の車輌と比べると量産兵器としての優秀さに欠けると判断された。結果的に計画は設計段階で打ち切られ、試作車輌の製造にも至っていない。
World of Tanks内ではどのような特徴をもっているのか?詳しく見ていこう!
本車輌の特徴
単発ダメージ850HPのHE弾を2発装填できる自動再装填システムを搭載し、他に例を見ないほどの圧倒的な瞬間火力を誇る。しかも、次弾装填時間が3.75秒と短い上に、貫通力は180mmと十分だ。重装甲車輌が相手となる場合は、プレミアム弾のAP弾を使用しよう。AP弾の単発ダメージは600HPと少なくなるものの、292mmもの圧倒的な貫通力を持つ。このプレミアム弾は、AP弾が持つ5°の標準化角度と152.4mmもの大口径によって、他の貫通力292mmの砲弾と比べると数値以上に貫通しやすい特徴を持っている。ただし、これらの火力と引き換えに、散布界、移動後の散布界の拡大、装填時間、照準時間、弾速が圧倒的に劣悪である点に注意しよう。
ここまで記載すると、火力と引き換えに全てを捨てた車輌に思われるかもしれないが、実はなかなかの防御性能も持ち合わせている。砲塔が255mm以上、車体上部が250mm以上の実装甲厚で、駆逐戦車や一部のプレミアム弾などの高貫通弾を被弾しない限り、多くの攻撃を阻める。また、-10°もの広い砲俯角と合わせ、砲塔だけ露出させるハルダウン姿勢での活躍も期待できる。
弱点は、一般的な車輌と同様、砲塔上部の車長用キューポラと車体下部に加え、35mm厚の垂直装甲となっている車体側面だ。豚飯(サイドスクレーピング)は、砲口径が大きくない軽・中戦車相手には可能だが、重戦車や駆逐戦車には3倍ルールの適用により、強制跳弾角度が無視され容易く貫通されてしまうことを覚えておこう。
ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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推奨セットアップ
野戦改修 二次的改修案 | ||
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拡張パーツ | ||
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最前線での運用を前提に、射撃を命中させやすくするためのセットアップを行った。ご覧の通り、拡張パーツには照準性能を強化するもののみ搭載されている。
野戦改修レベルVIIIで開放される拡張パーツ第2スロットのカテゴリーに「火力」選択し、そこに散布界の拡大を抑える「砲垂直安定装置」を割り当てた。第1スロットのカテゴリーには適合しないが、こちらにも散布界の拡大を抑える「改良型旋回機構」を搭載している。第2スロットに「改良型照準器」を割り当てていない理由は、最前線での戦闘においては散布界の収縮を限界まで待つことは到底できないからだ。しかし、もし第二線での支援運用を主軸に置くプレイスタイルだとすれば、その選択肢も十分に有効と言える。
また、野戦改修の二次的改修案では、レベルIIで加速性能を向上させる「全地盤対応型サスペンション」を、レベルIVでは散布界の拡大を抑える「視差自動補正装置」を適用し、それぞれの拡張パーツの効果をさらに増大させる。
スロットカテゴリ:生存性
生存性カテゴリーの拡張パーツを搭載した際、通常搭載する場合より高い効果を得られます
スロットカテゴリ:機動性
機動性カテゴリーの拡張パーツを搭載した際、通常搭載する場合より高い効果を得られます
スロットカテゴリ:火力
火力カテゴリーの拡張パーツを搭載した際、通常搭載する場合より高い効果を得られます
スロットカテゴリ:偵察性能
偵察性能カテゴリーの拡張パーツを搭載した際、通常搭載する場合より高い効果を得られます
改良型換気装置
・全搭乗員のスキル:+5% / +6%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
装填棒
・装填時間:-10% / -11.5%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
改良型射撃装置
・照準速度:+10% / -11.5%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
砲垂直安定装置
・移動および砲塔/車体旋回に伴う散布界の拡大:-20% / -23%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
改良型照準器
・照準サークルのサイズ:-5% / -7%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
改良型旋回機構
・移動および砲塔/車体旋回に伴う散布界の拡大:-10% / -12.5%
・車体および砲塔の旋回速度:+10% / +12.5%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
内張り装甲
・衝突および爆発に対する装甲保護:+50% / +60%
・搭乗員保護:+50% / +60%
・スタン時間:-10% / -15%
・追加スタン時間:-20% / -25%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
改良型装甲材
・修理時にサスペンションの耐久性を最大値まで修復する
・車輌の耐久力:+8% / +10%
・サスペンションの耐久性:+50% / +65%
・衝撃によりサスペンションが損傷した際に車体が受けるダメージ:-50% / -65%
・サスペンションの修理速度:+15% / +20%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
改良型モジュール装甲
・1戦につき1度、弾薬庫の誘爆、燃料タンクの発火、またはエンジンの大破を防ぐ
・弾薬庫、燃料タンク、エンジンの耐久性:+100% / +150%
・弾薬庫損傷時の装填時間に対するペナルティ、およびエンジン損傷時の移動または旋回速度に対するペナルティ:-50% / -65%
・エンジンの火災発生率:-50% / -65%
・修理速度:+25% / +35%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
追加グローサー
・車体旋回速度:+15% / +20%
・速度維持:+10% / +15%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
ターボチャージャー
・エンジン出力:+7.5% / +10%
・最大速度:+4km/h / +5km/h
・後退速度:+2km/h / +3km/h
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
双眼鏡
・静止中の視認範囲:+25% / +27.5%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
レンズ皮膜
・視認範囲:+10% / +11.5%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
迷彩ネット
・静止中の隠蔽率を向上させる
重戦車/自走砲:+5% / +7.5%
軽戦車/中戦車:+10% / +12.5%
駆逐戦車:+15% / +17.5%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
消音排気システム
・静止中の隠蔽率を向上させる
重戦車/自走砲:+3% / +4%
軽戦車/中戦車:+6% / +8%
駆逐戦車:+5% / +6%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
改良型無線機
・敵車輌の発見状態継続時間:+1.5秒 / +2秒
・自車輌の発見状態継続時間:-1.5秒 / -2秒
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
車長用視覚システム
・移動中の敵車輌の隠蔽率:-10% / -12.5%
・樹木の影や茂みに隠れた敵車輌の隠蔽率:-15% / -20%
※効果量の左側はカテゴリ未適合時を、右側はカテゴリ適合時を表しています。
未選択
全地盤対応型サスペンション
・全地盤タイプでの速度維持性能:+7%
・車体の旋回速度:-5%
・サスペンションの耐久性:-10%
軽量型サスペンション
・全地盤タイプでの速度維持性能:-7%
・車体の旋回速度:+5%
・サスペンションの耐久性:+10%
視差自動補正装置
・照準サークルのサイズ:-3%
・照準速度:-5%
超高強度照準ギア
・照準速度:+5%
・照準サークルのサイズ:+3%
試作型緩衝材
・スタン時間:-10%
・追加スタン時間:-15%
・視認範囲:-3%
電子式潜望鏡
・視認範囲:+3%
・スタン時間:+10%
・追加スタン時間:+15%
耐衝撃装甲剤
・爆風や体当たりによるダメージ:-15%
・スタン時間:-8%
・搭乗員の保護:+20%
・車体の旋回速度:-5%
・最大前進速度:-2km/h
軽量型装甲剤
・車体の旋回速度:+5%
・最大前進速度:+2km/h
・爆風や体当たりによるダメージ:+15%
・スタン時間:+8%
・搭乗員の保護:-20%
取付式緩衝装置
・内部モジュールの耐久性:+30%
・修理速度:+5%
・主砲または砲塔の旋回速度:-5%
・主砲旋回中の散布界:+5%
軽量型試作砲架
・主砲または砲塔の旋回速度:+5%
・主砲旋回中の散布界:-5%
・内部モジュールの耐久性:-30%
・修理速度:-5%
搭乗員パーク/スキル
搭乗員 | 1st | 2nd | 3rd |
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車長(砲手兼任) | |||
装填手(無選手兼任) | |||
操縦手 |
まず最初に、車長へのパーク「第六感」修得は必須だ。次に、全搭乗員の共通スキルである「修理」を修得させよう。前線で履帯を破壊され移動不能になるのは、非常に大きなリスクとなる。2つ目のパーク/スキルには、操縦手に「スムーズな運転」を修得させ、射撃の命中率を向上させる。装填手には、弾薬庫損傷のリスクを減らす「弾薬庫の保護」を修得させよう。3つ目のパーク/スキルには、各搭乗員に全体の性能を底上げする「戦友」を修得させず、射撃性能と移動性能を向上させる「速射」と「オフロード走行」を修得させるのが良いだろう。
修理
戦闘中に大破したモジュールの修理時間を短縮します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
カモフラージュ
自車輌の隠蔽率を向上させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
消火能力
消火能力を向上させて火災発生時間を短縮し、火災によるダメージを低減させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
戦友
全搭乗員の職能レベルとパーク/スキルの効果を向上させます。
「戦友」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
Band of Brothers
全搭乗員の職能レベルとパーク/スキルの効果を向上させます。
「戦友」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
他の搭乗員が「戦友」スキルを習得している場合でも有効です。
第六感
自車輌が発見されてから3秒後に発見アイコンが表示されます。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
偵察
自車輌の視認範囲を拡大させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
教官
車長以外の搭乗員EXPの取得量を増加させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
鋭い視力
敵車輌に照準を合わせた際に、重大な損傷が発生しているモジュールを識別できるようになります。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
なんでも屋
車長以外の搭乗員が負傷した際に車長が代役を務めることで、性能低下を少なくします。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
速射
砲塔旋回中の射撃精度を向上させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
指定された目標
照準中の敵車輌を視認できる時間を2秒間延長します。
「指定された目標」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
射撃の名手
敵車輌のモジュールや搭乗員への重大な損傷の誘発率を向上させます。
「射撃の名手」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
スムーズな運転
移動中の射撃精度を向上させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
オフロード走行
軟地盤および通常地盤での走行抵抗を減少させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
クラッチの名手
自車輌の旋回速度を上昇させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
こまめな手入れ
エンジンの火災発生率を低下させます。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
衝突の制御
体当たりによる与ダメージが高くなり、被ダメージが低くなります。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
状況判断力
自車輌の視認範囲を拡大させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
報復要請
自車輌が大破したあとに敵車輌の位置を知らせます。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
信号の増強
自車輌の通信範囲を拡大します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
通信中継
自車輌の通信範囲内の味方車輌の通信範囲を拡大します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
弾薬庫保護
自車輌の弾薬庫の耐久性を上げます。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
アドレナリンラッシュ
自車輌のHPが10%未満になると、装填時間が短縮します。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
直感
弾種の切替速度を向上させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。