1937 年に第 12 装甲車輌修理基地 (ハルキウ司令部) において開発されたのが
III
BT-SV
です。奇妙な見た目をしていますが、BT-7のパーツやコンポーネントが流用され、多くの傾斜装甲を採用しています。後に登場する多くの車輌の礎ともなった本車輌はどのような性能をしているのでしょうか？詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
奇妙な形の車体は、実は側面の大部分が追加装甲となっており、見えない場所に垂直な車体側面装甲が隠れています。見えない車体側面自体の装甲厚は6mmですが、追加装甲部分は20mmもの装甲厚を持っています。車体正面は上下ともに一律25mm厚の装甲で覆われています。豚めし（サイドスクレーピング）などの防御姿勢をとって砲弾入射角をさらに傾斜させれば跳弾することができますが、実際はそこまで優秀な防御性能を持っているわけではなく、直撃すれば基本的には貫通されてしまいます。注意しましょう。
機動性
高い出力重量比と最高速度、機敏な旋回性能を持ちます。ただし走行中の旋回性がやや悪いため、オーバーステア気味のラインを描いてしまいます。走行中にも機敏に旋回したい場合は前進キーを少し離して減速するなどの技術が必要です。
攻撃性能
DPMと照準性能・射撃精度に優れた砲を備えています。貫通力が低いため、防御姿勢を行っている敵車輌や、格上Tierを貫通できない状況が多く発生します。そんな場合はプレミアム砲弾を使用するか、無理をせず後退しましょう。砲俯角が非常に狭く、射撃前にしっかりと地形を確認する必要があります。
隠蔽率と視認範囲
優秀な隠蔽率を持っていますが、視認範囲は短いので注意しましょう。遮蔽物の少ないオープンマップでは、隠蔽率を活かした運用ができるように意識すると良いでしょう。
高い機動性と傾斜装甲による優秀な跳弾性能を持ち合わせています。前線での支援から奇襲まで、神出鬼没な運用を意識しましょう。ただし、砲俯角が-4度しかないため攻撃前に地形をよく確認し、射撃できるかどうか確認しましょう。
高貫通な砲を持っている駆逐戦車や格上Tierからは貫通されやすいため、装甲を過信しないように注意する必要があります。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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