1946 年AMX社は、機動性に優れ火力が高い車輌の計画を発案しました。内容は、軽量な車体に強力なエンジンを搭載する本車は高い機動性を発揮し、機械化された装填システムを備える 90 mm 砲は優れた射撃速度を実現する計画でした。その計画に基づいてWorld of Tanksに登場したのが、この
VIII
AMX Chasseur de chars
です。実際には大柄な車体と薄すぎる装甲、高いコスト、設計の複雑さなど多くの問題があり現実的ではないと判断され試作にすら至らなかったものの、WoT内での性能はどうなのか？詳しく見ていきましょう。
特徴
装甲
装甲はほとんどあてになりません。車体正面と砲塔正面の装甲が一番厚いところでも30mmしかなく、それ以外の大部分は20mm装甲です。たとえ豚めし（サイドスクレーピング）などの防御姿勢を行ったとしても、3倍ルールにより強制跳弾角度が有効にならずに貫通されてしまいます。HPもTierVIII中戦車としては平均的な量です。ゲーム序盤は無理をせずに極力被弾しないように心がけ、終盤まで体力を温存しておきましょう。
機動性
非常に優秀な足回りです。エンジン出力が高く優秀な出力重量比を持っているため、加速性や旋回性なども高く思いのままに操作することができます。最高速度が速く楽に陣地転換できるだけでなく後退速度も優秀なので、射撃後にすぐに安全な場所へ退避することができます。
攻撃性能
高いDPMと射撃精度を持ち、俯仰角も非常に優秀で使い勝手の良い扱いやすい主砲です。貫通力が良好である点も高評価です。ただし照準拡散がやや大きいため、完全に照準しない咄嗟の射撃ではあらぬ方向に飛んでいってしまうことも多いことが欠点です。移動後に停止して射撃を行う場合は、可能な限り照準をしきるようにしてください。
隠蔽率と視認範囲
隠蔽率は平均的ですが良好な視認範囲を持っています。隠蔽率は平均的であるため、あまり前のめりに偵察を行うことはできませんが、ゲーム終盤に車輌数が少なくなった時には高い索敵能力を活かすことができます。
高機動かつ高射撃精度を持つ理想的な支援車輌として活躍します。防御性能には全く期待できないため、基本的にはゲーム全体を通して支援車輌としての役割を維持しましょう。ここぞというタイミングで一気に敵へ集中砲火を浴びせ、押し引きのメリハリをつけることが活躍の鍵となります。効果的な支援を行えるようになるには高いマップ知識が要求されるため、熟練者向けの車輌とも言えます。
また移動後の照準拡散が大きいため、近距離で確実に命中させられることが確定的で無い限り、中途半端な照準で射撃しないようにしましょう。
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ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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