巨大な鉄の塊に強力な砲を搭載した駆逐戦車、それが
VIII
8,8 cm Pak 43 Jagdtiger
です！ 本来は12.8cm砲を搭載する予定でしたが、砲の生産が追いつかなかった為に8.8cm砲を搭載したモデルです。これだけ聞くと頼りなく聞こえるかもしれませんが、誤解しないで下さい。素晴らしい性能の持ち主です！ では詳しく見ていきましょう。
本車輌はマッチング優遇車輌であり、Tier Xとはマッチングしません。ただし小隊を組んでプレイする際、他の小隊メンバーがマッチング優遇車輌を選択しない場合は、本来マッチングされないTierともマッチングすることがあります。
特徴
装甲
ドイツツリーのTier IX駆逐戦車である
IX
Jagdtiger
とほぼ同じ装甲を備えています。車体は同Tier帯の車輌に貫通されてしまうものの、上部の戦闘室前面は上位Tierの砲弾も跳ね返すほど優秀な装甲厚をもっており、車体部分を隠すことができれば一方的に攻撃し続けることも可能です。ただし、戦闘室の装甲はほぼ垂直に配置されているため、一定以上の貫通力を持った砲からは簡単に貫通されてしまう点に注意しましょう。装甲を過信せずに可能な限り角度をつけたり、時として更に強靭な防盾装甲で受けれるように車体を小刻みに振ることも必要となります。
側背面は明確な弱点となるため、周囲の障害物を使用して隠したり、周囲の味方と連携して回り込まれないようにする必要があります。駆逐戦車としてはHPが多いことも長所の一つです。
機動性
非常に優秀な射撃精度と照準性能を持ちながらも、Tier X車輌にも迫る圧倒的DPMを持つ驚異的な主砲を搭載しています。素晴らしいDPMと上述したHPの多さ両方を活かすことで、１対１の勝負で単純なDPM合戦になった場合はほとんど負ける事はありません。単発ダメージはそこまで大きくないため、継続的に攻撃を行うことができるシチュエーションで活躍することができます。貫通力は低めですが、射撃精度の良さを活かして弱点を狙うことができればある程度は補えます。
仰俯角は平均的な広さですが、左右の射撃範囲制限が狭いため車体を大きく動かさないと狙えない事もあります。
走行性能
装甲系の車輌であるためお世辞にも優秀と言える走行性能ではありませんが、装甲型の駆逐戦車としては優れた水準の性能で、最低限の機動性は備えています。他の重戦車と行動を共にできるレベルの走行性能です。ただし高機動車輌に接近されてしまうと何もできなくなってしまう事を念頭に置いて下さい。
隠蔽率と視認範囲
駆逐戦車としては非常に優秀な視界範囲を持っています。大抵の駆逐戦車では、そのTierの平均的な視認範囲より低い数値に設定されていますが、本車輌はTier VIIIの平均視認範囲から見ても優れた値です。大型の車体であるため、隠蔽率は悪い部類ではありますが強化することである程度は補える範囲の隠蔽率です。
特筆すべき装填速度が活かせる立ち回りを心がけましょう。もし攻撃的に立ち回るなら、重戦車と共に行動して履帯切りを狙って敵を行動不能にし、ダメージを与え続けましょう。頃合いを見計らって味方と共に戦線を押し上げれば、優秀なDPMをいかんなく発揮できます。また防御的に立ち回るのであれば、なるべく開けた場所の後方に位置取って、絶え間なくダメージを与え続ける戦法がおすすめです。
