多くの中国車輌がソ連車輌の基本構造をベースに設計・製造されたように、この中国Tier VIII重戦車「110」の外見はソ連Tier VIII重戦車「IS-3」にそっくりですが、似ているのは見た目だけで特性は違います。「IS-3」とはプレイスタイルがまったく異なるので注意が必要です。
VIII
110
は、どちらかというと中戦車と重戦車を合わせて2で割ったような役割をこなす車輌です。
それでは詳しくみていきましょう！
プレイスタイル
装甲
この中国重戦車の最大の特徴は、なんといってもソ連車輌特有の先端が尖った前面装甲です。ソ連TierVIII重戦車IS-3と比較した場合、最大の違いはIS-3より頑丈だということです。格上車輌からの砲撃でさえ跳弾できる頑丈な前面上部装甲を持っています。しかし代償として車体前面下部プレートが薄いうえに面積が広く、集中して攻撃されやすいので注意が必要です。どの車輌にも言えることですが、なるべく車体前面下部を見せないように立ち回りましょう。砲塔装甲はどうでしょうか？スペックの能値だけ見るとIS-3の方が頑丈そうに見えます。しかし実際は、110の方が優れた砲塔防御性能を発揮します。砲塔形状が先端に向かって細くなる形状をしている為、正面からの攻撃を良く弾き返します。砲塔上部のキューポラは弱点ではありますが、非常に小さな形状のため命中確立はそれほど高くありません。
機動性
出力重量比は劣りますが、「110」は中戦車と重戦車のハイブリッドのような車輌です。中戦車の速力にはついていけないものの、中戦車と共に行動できるレベルの速度と機動性を持っています。特に、周りが格上車輌ばかりの場面では、側面支援車輌として活躍が期待できます。ただし、敵には強靭な前面装甲しか晒さない注意が必要です。まずは戦闘開始前のカウントダウン中にチーム編成をチェックし、自分が最も活躍できる場を探すことが重要です。
攻撃性能
主砲の100ミリ砲は重戦車としてはやや心もとない単発ダメージですが、装填速度が速くいろいろな戦術に使える万能な砲と言えます。たとえば、速連射を活かして格下車輌と撃ち合いをしたり、格上の敵車輌が装填している間に2回砲撃をお見舞いしたりなどが可能です。あなたのプレイスタイルと戦況に合った戦術を見つけてください。
隠蔽率と視認範囲
重戦車であるため隠蔽率は良くありません。視界範囲はTierVIII車輌として平均的な広さを持っています。
本車輌の装甲の真価は中距離以遠で発揮します。敵に対して正対するよう正面を向け、強固な車体上部装甲を活用しましょう。すこしだけ小刻みに左右旋回するのも良いでしょう。ただし、ほんの少しだけです。近距離で戦う場合であっても、弱点となる部分を隠せない限りはなるべく正対しましょう。
車輌タイプは重戦車ではありますが、中戦車のような特性を持っています。優れた装甲を持つ軽快な重戦車として、戦況にいち早く対応できるよう常にマップに気を配ることが大切です。
ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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