あの怪物車輌「Blitzträger auf E 110」が『World of Tanks』に帰ってくるぞ!
9月25日から10月9日にかけてイベント「Waffenträger Hyperion」が開催される。天才物理学者が生み出した兵器を巡る物語に、新たな1ページが刻まれるぞ。今回も《6対1の非対称戦》という基本コンセプトは変わらない。しかし、「Blitzträger」はErmelindaが開発した大量破壊兵器「ヒュペリオン」を起動できるようになった一方で、対する《アライアンス》もErmelindaの実姉、Hannelore Ritterを仲間に迎え入れ、「ハーリア車輌」に様々な改修を施している。昨年以上に激しい戦いが繰り広げられるはずだ。
例年と同じく、本イベントには明確な《善》や《悪》は存在しない。どちらの陣営も己が信じる正義のために行動を起こしている。どちらの陣営についても構わない。両方の陣営でプレイするのもいいだろう。「Waffenträger auf E 100」を「ランダム戦」モードで使用するチャンスも用意されているぞ。
日本時間9月25日18:00~10月9日*
18:00
プライムタイム
(初日のみ)
ASIA1: 日本時間18:00~01:00
プライムタイム
(初日以外)
ASIA1: 日本時間15:00~01:00
イベント「Waffenträger Hyperion」の概要
- 戦闘は、イベントの仕様にあわせて調整されたマップ「レッドシャイア」、「ジークフリート線」、「ステップ」のいずれかで、6対1の非対称形式で行われる。
- 戦闘に出撃する前にいずれかの陣営を選択しなければならない。
- 今回のイベントにはスキルマッチが導入されている。本モードを熟知したプレイヤーと経験の浅いプレイヤーがマッチして片方のチームが大きく不利になったり、進捗ステージの突破しやすさに差がでてしまうケースが減るはずだ。
- 「アライアンス」陣営を選択した場合は、「ハーリア隊」の一員として出撃することになる。チームは合計6名で構成され、望むならば2~3名編成の小隊を作成することもできるようになっている。戦闘中に「ダイナミック小隊」を作成することも可能だ。なお、今回のイベントでは、従来の「Resistor(Object 140)」、「Thunderbolt(M48A5 Patton)」、「Foudre(Bat.-Châtillon 25 t)」に加えて、新たな1輌「Pojistka(TVP 50/51)」も使用できるようになっている。
- 「エンジニア」陣営を選択した場合は、Ermelindaとなって怪物車輌「Blitzträger auf E 110」に乗り込むこととなる。仲間はAIが操縦する「哨戒車輌」のみだ。
- しかし、「Blitzträger auf E 110」は単独でも決して侮れない性能を秘めている。特に今年はErmelindaが新たに開発した大量破壊兵器「ヒュペリオン」を搭載しているため、広範囲にわたって大ダメージを誘発することができ、例年以上に力が増している。「ヒュペリオン」を回避する方法は、起動中に「ジェネレーター」を破壊するか、対象のエリアから逃げ出す以外に存在しない。そのうえ、与えられた猶予はわずか数秒だ。
- 本モードの戦闘では、選択した陣営によって、勝利条件が異なる。「ハーリア隊」の一員として出撃する場合は、「ジェネレーター」を破壊して「Blitzträger auf E 110」の「シールド」を無効化し、制限時間内に撃破するのが目標となる。一方、「エンジニア」として「Blitzträger auf E 110」に乗り込む場合は、戦闘時間が終了するまで生き延びなければならない。
- 「Blitzträger auf E 110」で出撃するには、「キー」と呼ばれるイベント専用アイテムが必要になる。「キー」は、「ハーリア隊」の一員として戦闘を行って特定の条件を達成した際に手に入るほか、プレミアムショップで販売されるイベント専用パックにも収録されている。他にも「キー」を入手するための特殊な方法が存在する。これについては記事の中ほどで説明する。
- イベントには専用の進捗システムが用意されており、対応するミッションを達成して「トークン」を集めると、これを進められるようになっている。進捗システムは合計20段階のステージで構成され、ひとつ突破するたびに、イベントの世界観をモチーフにしたカスタマイズアイテム、「Waffenträger auf E 100」のレンタル権、ボンズ、「エンジニア・スターター」、「ハーリア・スターター」などの様々な報酬が手に入る。
- ステージを進めるためのミッションは、イベントの開催期間中であればいつでも挑戦できるようになっている。毎日ログインしてコツコツと達成する必要はなく、時間のある時に一気に挑んでも構わない、ということだ。
- 本イベントでは、ステージを達成した時だけでなく、「ゲート」を起動した際にも様々な報酬が手に入るようになっている。こちらの報酬はランダムでドロップし、ラインナップには新登場のプレミアム車輌やレア車輌も含まれている。特に注目に値するのが以下の3輌だ。
- ドイツTier IXプレミアム駆逐戦車「KJPZ TIII Jäger」
- ドイツTier VIIIプレミアム駆逐戦車「Jagdtiger Prototype」
- ソ連Tier IX報酬中戦車「The Object 283」
- 以上のほかにもさらに9輌、つまり合計12輌の車輌がドロップする。また「ランダム戦」モードで伝説の駆逐戦車「Waffenträger auf E 100」をレンタルして使用する権利もドロップするかもしれない。
- 以上のような報酬を入手するには、「エンジニア・スターター」と呼ばれるリソースを集めて「エンジニア・ゲート」を起動しなければならない。
- 「ゲート」には他にも「ハーリア・ゲート」と呼ばれるもうひとつの種類が存在する。こちらは「ハーリア・スターター」で起動することができ、2Dスタイル、カスタマイズアイテム、パーソナルリザーブ、WoTプレミアムアカウントといった報酬がドロップする。
MODの使用に関する注意事項
イベント「Waffenträger Hyperion」に参加する際にはMODを使用しないのがオススメです。MODによっては、使用が許可されているものであっても、本モードのプレイ中に不具合を引き起こす可能性があります。こうした場合は「セーフモード」をお試しください。
イベント専用モードのプレイ方法
- 「戦闘開始!」ボタンの横に表示されるモード選択メニューで「Waffenträger Hyperion」を選択する。
- ガレージ画面右下に表示されるイベント専用バナーをクリックする。
- ガレージの背景に追加される3次元ゲートをクリックする。
ハーリア隊
「アライアンス」陣営を選択した場合は、「ハーリア隊」の一員として出撃することとなる。今回のイベントでは、「ハーリア車輌」として新たな1輌が追加されている。こちらの車輌は対象範囲内の全敵車輌に既定量のダメージを与えたり、自車輌のHPを徐々に回復させる固有アビリティーを備えているぞ。
「ハーリア隊」は6輌の「ハーリア車輌」でチームを編成し、「Blitzträger auf E 110」に挑むこととなる。使用できるのは、以下の4輌だ。
- 中距離からの火力支援を得意とする「Pojistka」
- 万能型の中戦車「Resistor」
- 機動性は低いものの頑丈な砲塔と火力が自慢の「Thunderbolt」
- 機動性と瞬間火力を活かして戦う技巧派「Foudre」
モード専用ガレージで好きな1輌を選択したら、あとは「戦闘開始!」ボタンをクリックするだけでいい。
インタラクティブ画像 — イベントで使用できる専用車輌にはそれぞれに独自のアビリティーが用意されています。アイコンにカーソルをかざすとその効果を確認できます。
今回の「ハーリア車輌」には「ライフ」の制限がない。つまり、どれだけ大破しても戦線復帰できるようになっている。ただし、撃破される度に復帰準備に要する時間が延長されていく。むやみに大破してしまうと、チームが数的有利を築きにくくなるため、注意が必要だ。
ハーリア隊の立ち回り
Ermelindaが操る「Blitzträger auf E 110」は、特殊な「シールド」によって保護されている。まずはこの「シールド」をなんとかしなければほとんどダメージを与えることができない。さらに履帯をはじめとするモジュールには、ダメージや損傷はもちろん火災を誘発することもできない。そのため、戦闘開始直後に「Blitzträger auf E 110」へ突進するのは愚策でしかない。
しかし、「Blitzträger auf E 110」と言えども弱点は存在する。それは稼働に大量のエネルギーを必要とする点だ。これを補うため、戦場には必ず6基の「ジェネレーター」が配置されている。周辺を警護する「哨戒車輌」を掃討してこれを破壊すると、「Blitzträger auf E 110」の「シールド」が一時的に消失するほか、「ハーリア車輌」の単発火力が25%上昇する。「ジェネレーター」の破壊による単発火力へのボーナスは最大で4回まで累積するため、うまく立ち回れば火力を2倍に引き上げることができることになる。ただし、車輌が大破するとそれまでに集めたボーナスが失われてしまう。火力が増した時こそ慎重さが求められるわけだ。
「Blitzträger auf E 110」の強みが圧倒的な個の力であるとしたら、「ハーリア隊」の武器は数と連携と言って良い。次々と変わる戦局の中で正しい行動を選択するのは難しいものの、慣れるまでは3~4輌の集団で行動するのがオススメだ。主力部隊が「哨戒車輌」の掃討や「ジェネレーター」の破壊を目指し、そこに「Blitzträger auf E 110」の注意が向いたら、別動隊が別の「ジェネレーター」に向かう、といった立ち回りをすれば、「シールド」を無効化できるに違いない。「シールド」さえ奪ってしまえば、あとは全員で集中砲火すればいい。
なお、マップ上に表示される「ジェネレーター」の数は3基に制限されている。1基を破壊してから1分が経過すると次の1基が新たに表示され、これを繰り返して6基すべての「ジェネレーター」を破壊すれば、敵の「シールド」が復旧することはない。あとは全員で最後の仕上げに取り掛かればいい。ただし、どれだけ有利な状況であっても、制限時間が到来してしまえば敗北扱いになることは、決して忘れてはいけない。油断は禁物だ。
なお、「ジェネレーター」を破壊すると、その度に「ハーリア隊」に以下のボーナスが発生する。
- 戦闘時間が1分延長
- 全「ハーリア車輌」の車輌HPが回復
- 全「ハーリア車輌」の単発火力が上昇
- 一定時間が経過するまで「Blitzträger auf E 110」に「漏電によるダメージ」が発生(※ただし、このダメージで「Blitzträger auf E 110」が大破することはない)
- 約1分が経過するまで「Blitzträger auf E 110」の「シールド」が消失
- 約1分が経過するまで「Blitzträger auf E 110」の全アビリティーが停止
【注意】「Blitzträger auf E 110」は「ヒュペリオン」と「テレポート」を使用できることを忘れてはならない。これはつまり、一定の遅延はあるとはいえ、マップ上の好きな場所に移動したり、あるいは好きな場所を攻撃できることを意味する。ただし、「シールド」が消失している間は、「ヒュペリオン」も「テレポート」も一時的に使用できなくなる。最後にあたる6基目の「ジェネレーター」を破壊すれば、戦闘が終結するまでアビリティーを使われることはないぞ。
ハーリア・ミッション
今回のイベントには、「ハーリア・ミッション」と呼ばれる専用ミッションが用意されている。達成すると、2Dカスタマイズアイテム、「バトルパス進捗ポイント」、「Blitzträger auf E 110」の「キー」といったアイテムに加えて、進捗ステージを突破するうえで必要なイベント専用のトークンや、「ハーリア・ゲート」を起動するための「ハーリア・スターター」が手に入る。なお、イベント開始時には本イベントへの導入ともいえる3種類の「ハーリア・ミッション」しかアンロックされていないものの、これをすべて達成すると、さらに追加で9つのミッションに挑戦できるようになる。
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- イベント期間中に1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- イベント期間中に1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- イベント期間中に1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
追加ミッションにも2Dカスタマイズアイテム、「バトルパス進捗ポイント」、「Blitzträger auf E 110」の「キー」、イベント専用のトークンといった報酬が用意されている。追加ミッションはひとつずつ順番にしか達成できないものの、その日のうちに達成しなければ消えてしまう、といったことはなく、イベントの全期間を通して挑戦できるようになっている。
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日1回のみ達成可能
- 「ハーリア車輌」限定
Blitzträger auf E 110
「Blitzträger auf E 110」で出撃するには「キー」と呼ばれるアイテムが必要になり、1回出撃する度に1本が消費される。「キー」には以下の入手方法が用意されている。
- 「ランダム戦」モードで特別ミッションを達成する(各アカウント1回のみ達成可能)。ミッションは日本時間9月22日18:00にアンロックされ、9月26日18:00まで挑戦できるようになっている。達成条件の難易度は高くなく、Tier IV以上の車輌を使用して合計5回の戦闘で勝利したうえで取得EXPでチーム内TOP5入りを果たせばよい。
- 「グランドバトル」を除く「ランダム戦」限定
- 1回のみ達成可能
- Tier IV~X車輌限定
2. 「ハーリア・ミッション」を達成する。
3. 特定のイベント進捗ステージを達成する。
イベント期間中にプレミアムショップでイベント専用パックを購入する。
「Blitzträger auf E 110」で出撃しようとしているプレイヤーの数が少ないなどの理由で戦闘待機時間が長くなっている場合には、「キー」なしで「Blitzträger auf E 110」を操縦できることもないわけではない。
また、日本時間10月9日18:00にイベントが終了した際に未使用の「キー」が残っていたとしても補償はないため注意してほしい。
インタラクティブ画像 — イベントで使用できる専用車輌にはそれぞれに独自のアビリティーが用意されています。アイコンにカーソルをかざすとその効果を確認できます。
ボスの立ち回り
今回のイベントでは、「ボス車輌」にあたる「Blitzträger auf E 110」が「ヒュペリオン」と呼ばれる超兵器を使用できるようになっている。まずはこの兵器の特徴を説明しよう。
- 「ハーリア車輌」にダメージを与えると「ヒュペリオン」がチャージされていき、チャージ率が100%になると起動できるようになる。
- 起動準備が完了したら、まずは攻撃したいエリアを指定する。
- エリアの指定から6秒が経過すると、その半径75 mに対して強力なエネルギー波が4度にわたって放出され、エリア内の全敵車輌にダメージが発生する。
- エネルギー波の放出が行われる前に「ジェネレーター」を破壊されると停止してしまう。
- エネルギー波を放出できなかった場合はチャージ率が失われることはない。
「Blitzträger auf E 110」は桁外れの性能を備えた車輌だ。特に「シールド」を纏っている間はほとんどダメージを受けることがない。しかし、「シールド」を奪われた状態で数的優位を活かされ続けると、いつかは大破してしまう。そのため、「哨戒車輌」をできるだけ掩護し、「ジェネレーター」を破壊させないのが大切になる。
「ジェネレーター」の周辺から敵を追い払い、時にはアビリティーで破壊状況をリセットし、必要に応じて「テレポート」も活用する、といった具合に、その性能を生かし切れるかどうかが腕の見せどころだ。例えば「テレポート」ひとつをとっても、「哨戒車輌」のもとに掩護に駆け付ける際や、敵から距離を取って時間を稼ぎたい場合など、様々な場面で役立つに違いない。
もうひとつ重要なのが、時間は「エンジニア」陣営の味方だ、という点だ。必ずしも敵を殲滅する必要はなく、制限時間まで生き延びればこちらの勝利となる。時には敵から距離を取り、時間を稼ぐのも賢い立ち回りと言える。とはいえ、逃げ回っているだけでは勝利は遠のいていく。いずれは「ジェネレーター」を破壊されてしまい、そうすれば敵の攻撃力も増していくからだ。逆に、機を見て敵に攻撃を仕掛け、撃破することができれば、敵が再出撃に要する時間が延長され、数的不利が緩和されるほか、「ヒュペリオン」もチャージされる。孤立した敵がいれば、積極的に撃破を試みるのがいいだろう。
エンジニア・ミッション
「エンジニア」陣営にも、「エンジニア・ミッション」と呼ばれる独自のミッションが用意されている。これを達成すると、トークン、2Dカスタマイズアイテム、「エンジニア・スターター」、「ハーリア・スターター」といった報酬が手に入るぞ。
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- イベント期間中に2回のみ達成可能
- 「Blitzträger auf E 110(またはE 220)」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- イベント期間中に2回のみ達成可能
- 「Blitzträger auf E 110(またはE 220)」限定
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- イベント期間中に2回のみ達成可能
- 「Blitzträger auf E 110(またはE 220)」限定
戦闘時間の延長メカニズム
本イベントモードの戦闘時間はデフォルトでは6分に設定されている。ただし、すでに触れた通り、戦場には合計6基の「ジェネレーター」が配置されており、ひとつ破壊されるたびに戦闘時間が1分間延長されていく。さらに戦闘の残り時間がゼロになっても、条件が満たされていれば約45秒のオーバータイムに移行する。なお、理論上は「ジェネレーター」1基につき約45秒のオーバータイムが設けられている。ただし、オーバータイムは「ジェネレーター」の破壊が完了したり、破壊を行っている「ハーリア車輌」がいなくなると即座に終了するため、これはあくまで理論上の数値としてとらえておいた方がいいだろう。
Blitzträger auf E 220
「ハーリア隊」の一員として出撃すると、稀に末尾の数字が異なる「Blitzträger auf E 220」に遭遇する場合がある。この車輌は、性能は「Blitzträger auf E 110」と全く同じながら、WG社員や公認コントリビューターが操縦しており、見事撃破できれば、チーム全員に「エンジニア・スターター」が贈呈される。
「Blitzträger auf E 220」が出現する曜日や時間帯は事前に決められている。詳しくは特集記事を確認してほしい。
「Waffenträger auf E 100」の無料レンタル
すでに触れた通り、今回のイベントには独自の進捗システムが用意されている。合計20段階のステージで構成され、イベント専用ミッションを達成してトークンを集めると次のステージへと進める仕組みだ。ステージ画面では、これまでに集めたトークンと現在のステージを突破するのに必要なトークンの枚数を確認できるようになっている。
ステージの達成報酬は以下の通りだ。
- 専用音声パック付きの女性搭乗員2名(ステージ10とステージ19)
- イベントの世界観をモチーフにしたカスタマイズ要素(徽章、銘刻、デカール、迷彩)
- 「エンジニア・スターター」と「ハーリア・スターター」
- ボンズ
- WoTプレミアムアカウント
そして最終ステージにあたるステージ20を制覇すると、「Waffenträger auf E 100」を「ランダム戦」モードで5回使用する権利が与えられるぞ。
ベテラン戦車兵なら覚えているに違いない。「Waffenträger auf E 100」は2016年にゲームから削除された伝説のドイツTier X駆逐戦車だ。すでにこの車輌を使用したことがある場合は、「ランダム戦」モードでの戦闘成績が過去の成績に加算される。「Waffenträger auf E 100」のレンタル権は「エンジニア・ゲート」からも一定の確率でドロップするため、遊び足りない場合はぜひこちらを起動してみてほしい。
なお、「Waffenträger auf E 100」を使用する際は小隊を編成できない点に注意が必要だ。
「Waffenträger auf E 100」のレンタル期限は、日本時間10月15日13:00に設定されている。期限が到来すると、戦闘数が残っていたとしても自動的にアカウントから削除される。補填はないため気を付けていただきたい。なお、昨年度と異なり、今年は「Waffenträger auf E 100」に専用の搭乗員が付属している。別の搭乗員に変更することはできず、レンタル期限の到来時に車輌とともに削除される。
追加のデイリーミッション
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日につき1回のみ達成可能
- イベント進捗を制覇するとアンロック
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日につき1回のみ達成可能
- イベント進捗を制覇するとアンロック
- 「Waffenträger Hyperion」モード限定
- 1日につき1回のみ達成可能
- イベント進捗を制覇するとアンロック
進捗ステージを制覇しても、イベントは終わりではないぞ。2種類のデイリーミッションが追加でアンロックされるからだ。追加ミッションは、プレイする陣営を問わず挑戦できるようになっており、達成すると「ハーリア・スターター」、「バトルパス進捗ポイント」、「Blitzträger auf E 110」の「キー」が手に入る。
ゲートとドロップ報酬
今回のイベントには、「ゲート」と呼ばれるメカニズムが用意されている。「ゲート」には2種類が存在し、対応する「スターター」を使用して起動すると、様々な報酬がドロップする。
「ゲート」のひとつ、「ハーリア・ゲート」からドロップする可能性があるのは、以下のアイテムだ。
- クレジット
- パーソナルリザーブ
- WoTプレミアムアカウント
- 消耗品
- 解除キット
- ガレージスロット
過去の「Waffenträger」イベントに登場したカスタマイズ・アイテムがドロップすることもあるかもしれない。
もうひとつの「ゲート」にあたる「エンジニア・ゲート」には、さらに魅力的な報酬が用意されている。
報酬には複数のカテゴリーが存在し、それぞれドロップ率やドロップの仕組みが異なる。
「エンジニア・ゲート」を起動すると、必ず100ゴールドがドロップする。このゴールドは、ドロップした報酬の「リロール」に使用しても構わない。「リロール」については下記を参照してもらいたい。
まず、「エンジニア・ゲート」を起動すると、上述の100ゴールドに加えて、以下のアイテムのいずれかひとつが必ずドロップする。
- クレジット
- パーソナルリザーブ
- WoTプレミアムアカウント
- 搭乗員教本
- 解除キット
運が良ければ、以上のいずれかに加えて、10%の確率で「マイクロチップ」、「グレートハント」、「ブリッツテック」といった新登場の限定2Dスタイルがドロップする。
さらに5%の確率で「 X TVP T 50/51 」、「 X Object 140 」、「 X Bat.-Châtillon 25 t 」、そして「 X M48A5 Patton 」の見た目を「ハーリア車輌」のそれと同じに変える3Dスタイルがドロップする。3Dスタイルはそれぞれ一度しか入手できず、重複してドロップすることはない。
- 3Dスタイル「Pojistka」
- 3Dスタイル「Resistor」
- 3Dスタイル「Foudre」
- 3Dスタイル「Thunderbolt」
ドロップするアイテムはこれだけではないぞ。幸運の女神が微笑めば、新登場のプレミアム車輌や希少価値の高い報酬車輌がドロップするかもしれない。ラインナップは以下の通りだ。
- 今回が初登場となるドイツTier IXプレミアム駆逐戦車「KJPZ TIII Jäger」。散布界が広がりにくく射撃精度に秀でた主砲を優れた機動性で戦場の各所に運べる1輌だ。「Waffenträger auf Pz. IV」や「Grille 15」とよく似た見た目をしているだけあって、性能や特徴にも共通点が多い。つまり、装甲には全く期待できず、主砲性能と機動性で戦う駆逐戦車と特徴づけることができる。
- 後部砲塔と分間火力の高さを特徴とするソ連Tier IX中戦車「Object 283」。「K-91」のような狙撃型のソ連中戦車を豊富ととさせる見た目をしているものの、車体と砲塔の前面に頑丈な装甲、そして側面には追加装甲板を備え、得意とする立ち回りは「Object 430」に近いという面白い仕上がりになっている。過去のイベントで登場したものの、よほどの強運に恵まれねば入手できなかった希少価値の高い1輌だ。
- ドイツTier VIIIプレミアム駆逐戦車「Jagdtiger Prototype」。その名が示す通り、「Jagdtiger」の試作モデルにあたり、12.8 cm Pak 44/1 L/55砲を搭載している。本家「Jagdtiger」と同じく、強力な主砲で敵をひたすら破壊するのを得意とする。
以上の3輌のほかにも、以下のプレミアム車輌の中にガレージに所有していないものがある場合は、2%の確率でドロップする。ガレージスロットもセットになっているぞ。
- IX T54 Heavy Tank アメリカTier IX重戦車。主砲には120 mm砲を搭載している。同格にもっと口径の大きい主砲を搭載した車輌がいるため、一見するとあまりパッとしないものの、実は単発火力は450HP、貫通力も240 mmと文句ない性能を備え、決して侮れない存在と言える。
- VIII K-2 ソ連Tier VIII重戦車。122砲を搭載し、近距離戦でかなりの強さを発揮する。0.42 mの射撃精度、単発390HPの火力、−6°の俯角など、このTierのソ連重戦車らしい性能なため、ソ連重戦車が好きなプレイヤーはもちろん、ソ連重戦車を練習してみたいプレイヤーにもオススメの1輌と言える。
- VIII CS-52 LIS 万能型のポーランドTier VIII中戦車。貫通力に優れた105 mm砲を搭載し、装填時間も悪くない。
- VIII Object 274a ソ連Tier VIII中戦車。射撃精度は至って平凡なものの、貫通力や分間火力に優れ、中戦車にしては装甲も悪くない。
- VIII M-IV-Y アメリカTier VIII重戦車。特徴的な見た目と信頼に足る装甲に105 mm砲を搭載している。
- VIII ShPTK-TVP 100 チェコスロバキアTier VIII駆逐戦車。抜群の機動性と100 mm砲を特徴とし、圧倒的な発射速度で次々と敵を撃破する。
- VIII Strv 81 スウェーデンTier VIII中戦車。頑丈な砲塔に貫通力、弾速、そして射撃精度に秀でた主砲を搭載している。
- VIII ISU-152K ソ連Tier VIII駆逐戦車。単発火力は脅威の750HP、貫通力も全Tier VIII車輌中トップという抜群の攻撃性能を備えている。
- VIII FV1066 Senlac イギリスTier VIII軽戦車。軽戦車ながら射撃精度に秀でた扱いやすい主砲を備え、分間火力も悪くない。
そして最後に「エンジニア・ゲート」からは「Waffenträger auf E 100」を「ランダム戦」モードで10回使用するためのレンタル権もドロップする。*
今回のイベントには既定の回数だけ「ゲート」を起動するとプレミアム車輌が必ずドロップする「確約報酬」のメカニズムが実装されている。プレミアム車輌がドロップするとカウントがリセットされ、ドロップする可能性がある全車輌を入手した場合は「確約報酬」のメカニズム自体が停止する。
エンジニア・ゲートの仕組み
- 「エンジニア・ゲート」からプレミアム車輌がドロップすると、まずその通知が画面右下の通知センターに表示される。
- ドロップした車輌をすでに所有している場合は、ドロップしうる別の車輌に置き換えられる。
- ドロップしうる車輌をすべて所有している場合は、ドロップした車輌の価格に相当するゴールドが補填としてアカウントに追加される。
- ドロップする可能性がある車輌を一度は所有していたことがあるものの、売却してしまった場合は、たとえリカバリー可能な状態であったとしても、リカバリーしない限りは通常と同じ確率で「エンジニア・ゲート」からドロップする。
確約報酬の仕組み
戦闘を重ね、あるいはイベント専用パックを購入して「エンジニア・スターター」を大量に集めても、プレミアム車輌がドロップしなかったらどうしよう……と心配に思うプレイヤーもいるかもしれない。安心してほしい。「エンジニア・ゲート」を49回起動しても1輌もプレミアム車輌がドロップしなかった場合には、50回目にあたる次の起動時に上のリストに掲載されたプレミアム車輌のうちまだ所有していない1輌が必ずドロップする。
ドロップする可能性がある車輌をすべて所有している場合は「確約報酬メカニズム」が停止するため注意が必要だ。
補填額
展開車輌 | 重複時の補填額 |
---|---|
KJPZ TIII Jäger | 11,300 |
Object 283 | 13,150 |
Jagdtiger Prototype | 8,250 |
IX T54 Heavy Tank | 13,100 |
VIII K-2 | 10,500 |
VIII CS-52 LIS | 6,700 |
VIII Object 274a | 8,600 |
VIII M-IV-Y | 9,500 |
VIII ShPTK-TVP 100 | 9,200 |
VIII Strv 81 | 8,700 |
VIII ISU-152K | 8,700 |
VIII FV1066 Senlac | 5,800 |
報酬のリロール
今回のイベントでは、「ゲート」からドロップした報酬を変更することもできるようになっている。このメカニズムを「リロール」と呼ぶ。「リロール」には費用が必要で、「エンジニア・ゲート」からドロップした報酬を「リロール」すると「確約報酬メカニズム」上は「ゲート」の起動を行ったのと同じようにカウントされる。「ゲート」の種類に応じて以下の費用と制限が定められている。
「ハーリア・ゲート」からドロップした報酬をリロールするにはクレジットが必要になる。リロールは起動1回につき最大で3回まで行える。
- 費用は、1回目が25,000クレジット、2回目が50,000クレジット、そして3回目が100,000クレジットと回数が増す度に2倍に増加していく。
「エンジニア・ゲート」からドロップした報酬をリロールするにはゴールドが必要になる。リロールは起動1回につき最大で5回まで行える。
- 費用については、最初の3回はそれぞれ250ゴールド、残りの2回は500ゴールドと定められている。
- 「リロール」を行うたびに「Waffenträger auf E 100」を1戦レンタルする権利が手に入ります。
プレミアム車輌やそれに対応する補填のゴールドがドロップした場合はリロールを行うことができない。
限定搭乗員
今回のイベントで手に入る報酬には、バックストーリーを彩るふたりの新キャラクター「Jana Folta」と「Hannelore Ritter」も含まれており、特定の進捗ステージを達成すると限定搭乗員として入手できるようになっている。どちらもオリジナル音声パックが用意されており、職能レベルは100%、ゼロパークとして「戦友」を習得しているほか、さらに追加で好きなパークを3つ習得できるようになっているぞ。
国家や車輌適性も採用時に自由に選択できるため、好きな車輌に配属できるようになっている。採用時には自動的に車長が職能として選択されてしまうものの、ゴールドを支払えば変更することも可能となっている。
ただし、車長以外の職能に変更すると専用の音声パックが再生されなくなる点には注意が必要だ。音声パックそのものが失われることはないため、職能を車長に戻せば再び再生されるようになるぞ。
勲章
今回のイベントモードで「ハーリア隊」の一員として戦闘を行い、「Blitzträger auf E 110」または「Blitzträger auf E 220」に見事勝利すると、勲章「神を屠りし者」が手に入る。一方、「エンジニア」として「Blitzträger auf E 110」を操り、3基を超える「ジェネレーター」を破壊されずに勝利することができれば、勲章「ヒュペリオンの咆哮」が授与されるぞ。もしかしたら、他にも勲章が用意されているかもしれないぞ。
イベント専用パック
イベント期間中はショップに4種類の専用パックが登場する。どのパックにも、イベント専用モードで「Blitzträger auf E 110」を操縦するのに必要な「キー」、イベントの世界観をモチーフにしたデカール、「エンジニア・ゲート」の起動に必要な「エンジニア・スターター」が収録されているぞ。
イベント終了後の自動操作
日本時間2023年10月9日18:00にイベントが終了すると、未使用の「キー」は自動的に削除される。また、未使用の「スターター」が残っている場合はすべて自動的に使用され、対応する「ゲート」からドロップした全アイテムがアカウントに追加される。つまり、「スターター」に関しては購入したまま操作を忘れても損になることはないというわけだ。イベント専用車輌で取得したEXPはすべて「MS-1」に移譲される。「ゲート」からドロップしたアイテムは消費型のものでない限りなくなることはない。イベントそのものが終了しても、日本時間2023年10月15日13:00までであれば引き続き「Waffenträger auf E 100」をレンタルして使用できる。
既知の問題
展開- お使いのコンピューターのCPUやグラフィックカードによっては、FPSの数値が高くなるなど、動作が不安定になる可能性があります。不具合が生じる場合には、ゲームクライアントのグラフィック品質をCPUやグラフィックカードの性能に合わせてご変更ください。こうした不具合が生じる可能性がある場合は対応する通知が表示されます。
- UIの同期エラーにより戦闘中に表示されるタイマーと実際の残り時間に約1秒ほどの差が生じる場合があります。戦闘時間を示すタイマーだけでなく、「ジェネレーター」、「シールド」、「オーバータイム」のタイマーにも当てはまります。
- 「ゲート」を起動してから報酬がドロップするまでの間にわずかな遅延が発生する可能性があります。
- 解像度が低いとインターフェースや文章が正しく表示されない可能性があります。
- 戦闘結果画面にミッションの進捗状況が正しく反映されない場合があります。進捗状況を正確に把握したい場合は、お手数ですがイベントの進捗画面をご確認ください。
- ミッションを達成したにもかかわらず、通知が表示されない場合があります。そうした場合でも対応する報酬は手に入りますのでご安心ください。
- NVIDIA社製のGPUを使用している場合、ロード中にゲームがフリーズする可能性があります。こうした不具合に直面した場合は、NVIDIAグラフィックドライバーの更新をお試しください。